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2017年4月牧師(代表役員)に就任。 岡田いわお牧師が主任牧師、岡田恵美子牧師が副牧師の夫婦牧師で宣教していきます。 いわお牧師は本所緑星教会出身です。

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「主の言葉を聞け」★

  主の神殿礼拝者と神殿そのものに警告するエレミヤの預言。

エレミヤは「主の神殿」の礼拝者に神殿の門に立ち「主の神殿、主の神殿」と繰り返す「むなしい言葉に依り頼んではならないと警告する。「むなしい言葉」とならないために「道と行い」を正す必要を語る。それは「お互いの間」で「正義」を行うこと。具体的には「寄留の外国人、孤児、寡婦を虐げず、無実の人の血を流さず、異教の神々に従うことを止めること」であった。エレミヤはイスラエルの憲法とも言える「モーセの十戒」の後半の、社会における人間関係に関する部分を踏まえ、民が「盗み、殺し、姦淫し、偽って誓い、バアルに香を焚いている」実態を明らかにする。

「主の神殿」と興奮して語るエルサレム神殿は、アッシリア帝国の軍隊により包囲され、まさに破壊される寸前にその危機を免れたことがあった。アッシリア軍内の疫病発生によるものと言われている。このことは、参拝者が神殿に入り、興奮して「主の神殿」と語ることと関係するのではないかと思う。

いずれにせよ、エレミヤは神殿礼拝者に、それにふさわしい正義の行いを要求した。それなくしては、礼拝は「むなしい言葉に依り頼む」ことになると批判した。

また、こうした礼拝者の問題点を指摘できない神殿を「強盗の巣」とまで言い切るばかりか、エルサレムの神殿はすでに破壊された「シロの聖所」のようになるとまで警告する。

イエスは「わたしに向かって主よ、主よと言う者が皆、天国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。」と言われた。エレミヤも「神のみこころ」を示され、「神のみこころ」を行うこと、つまり、それにふさわしい社会的な責任を担うことが必要と語る。

主イエスをキリストと告白する教会に集められる一人一人は、示されるみ言葉を、遣わされた場でいかに受肉化させるか。そうしなければ、「み言葉」は「むなしい言葉」になってしまう。。

今日、教会に求められる「社会的な責任」は多い、そのすべてを担うことは難しいが、ひとつ、またひとつと担うことで与えられみ言葉が受肉してゆくと思う。


【2015年3月25日】